暑い夏も残り少なくなって来ました。今回もエクステリアに関係ない沖縄の舟『サバニ』のお話です。

query_builder 2023/08/19
エクステリア玄関琉球石灰岩
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沖縄・糸満の海人たちが、かつて漁をするために使っていた舟「サバニ」。
「サバ」とは、沖縄の言葉でサメのこと、「二」は舟のことなんです。
糸満の海人たちは、サメをはじめ様々な海の幸をとるために、改良を重ねた「サバニ」を自在に操り、ハワイやサイパン、フィリピン、シンガポールにまでいって漁をしていたといいます。


一方、糸満の船大工たちは、船造りに適した素材・宮崎の飫肥杉(おびすぎ)と出会い、より性能の良い舟を、海人たちに提供するようになったみたいです。

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そんなサバニ漁も今では行われていません。

サバニを使った漁は昭和の初めくらいまでは行われていました。

しかし戦後、米軍がやってきて、米軍の軍作業の仕事が入るようになると、天気に左右される漁の仕事とは違い、安定した給料が出る。また海より陸(おか)の仕事のほうが安全ということで、次第に廃れていきました。

また、糸満は遠浅で海の幸がいっぱいでサンゴ礁もあったんですが、埋め立てや、農薬、家庭排水によってサンゴ礁が死んでしまいました。すると漁ができなくなってしまいました。

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そんな沖縄のあちらこちらの海辺で朽ちていっていたサバニを今沖縄の海で再び生き返らせようとする動きが2000年始まりました。

九州、沖縄サミットを記念してこの年から始まった『サバニ帆漕レース』がそれなんです!

レースは座間味島の古座間味ビーチから本島の那覇港までのコースで行なわれました。

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今年はコロナの影響で4年ぶりの開催になりました❗が、多くの舟が出場しました‼️

エントリーは古式サバニ『1番最初のビーチに置いてる写真のタイプの舟』13艇、アウトリガー付きのニーザキクラス『2番目の写真の転倒防止の部品の付いたタイプの舟』16艇❗️

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サバニの歴史は沖縄の歴史を愛する人達によって次の世代に引き継がれて行きそうですね、私達沖縄ガーデン岡山も沖縄の大事な資源、琉球石灰岩を全国に広めて行きますね‼️

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沖縄ガーデン合同会社

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