スッキリしない日が全国的に続いていますがお元気にしていますか？今回は沖縄でとんでもない落書き事件の起きた『浦添ようどれ』についてのお話しです。 | 岡山でリフォームを検討中の方へ洗練されたアイディアをお届けします

浦添ようどれは沖縄県浦添市仲間53の浦添グスク北側崖下にある、琉球王国初期の王陵の事を言います。

13世紀に英祖[えいそ]王が築いたとされています、その後元和6年(1620)に浦添出身の尚寧[しょうねい]王が改修しました。

戦争で崩壊してしまいましたけど平成17年(2005)に復元が完了しました。

「ようどれ」とは琉球語の夕凪の事を言います、「ユードゥリ」と発音します。

今回の事件、報道を見ると3人の若者が犯行を行っている映像が防犯ビデオに残っていたみたいです。

こんな落書きが何ヶ所にも書かれていたようです。

この3人がウチナーかナイチャーか、また外国人かはまだ分かりませんが、いずれにしてもとっても悲しい気持ちになります。

私たちの大好きな沖縄はとっても悲しい戦争を経験してその歴史の為に失った遺跡を一生懸命に復活させて来ました。

今私達の見ることができる殆どの歴史的な構造物は戦火でズタズタになったものを苦労して復元した物です。

今後この様な愚行がもう2度と起きないように祈りたいです。

外観は圧巻で、石積みが高い所まで積まれています！
これだけしっかり残っている遺跡も沖縄県内でも数少ないと思います。

沖繩戦で浦添ようどれの石積みは大きく破壊されましたが、戦後、琉球政府によって墓室が修復され、平成12年〜17年には墓庭の石積みが復元されました

墓室は岩盤に大きな横穴を２箇所掘り、前面を石積みで塞いだつくりです。
西室（向かって右側）が英祖王、東室（左側）が尚寧王の墓といわれています。
墓室の中には、中国産の石で作られた骨を納めるための石逗子があり、仏像などが巧みに彫刻されています。

高台は浦添市から宜野湾方面が望めることができ最高の見晴らしです。
この地で琉球王朝が発祥したと考えるととても感慨深いものです。

浦添城跡は、歴史と文化の息吹が感じられる魅力的な観光地です！また、沖縄戦を題材にしたハリウッド映画「ハクソー・リッジ」の舞台になった場所としても有名です！

今回はちょっと悲しいお話しでしたけど、沖縄にはここのようにあまりメジャーでない名所もたくさんあります、これからも色々ご案内して参りますね‼️

2月初旬は寒緋桜も見られますよ‼️