4月に入っちゃいましたね〜❗️沖縄の季節になりましたよ👍沖縄の夏は海、海と言えば船、沖縄の船と言えば「サバニ」という事で今回は「サバニ」のご紹介です‼️

query_builder 2025/04/01
エクステリア玄関内装外壁琉球石灰岩
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サバニとは、沖縄や周辺の島々で古くから使われていた船。
主に漁業や荷物の運搬、人々の移動手段など、実用的に活躍していました。
一本の大木をくりぬいて作る「刳り舟(くりぶね)」が原型と言われています。

名前の由来は、鮫を指す「サバ」と、舟を意味する「ンニ」が合わさって「サバニ」と呼ばれるようになったと伝承されています。

フカヒレ採取のため鮫を追い回せ、暗礁や珊瑚礁がある浅い海域にも入り込めるよう、小回りが効いて速い舟に改良されていきました。

船底は厚く、舷側は薄く造られていたサバニは、網にかかった魚の引き揚げに便利で、動揺・転覆時の復原性も高く作られた舟なんです。

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沖縄本島最南端に位置する糸満市は、有名な伝統行事「糸満ハーレー」を代表とする海人(ウミンチュ / 沖縄の言葉で漁師の意)文化が色濃く残り、「海人のまち」と呼ばれる場所なんです。
今回は、そんな沖縄随一の港町「糸満」の海人が漁で使っていた木造小型舟「サバニ」のご紹介です。

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元々は手漕ぎの舟だったらしいのですが、やがて漁のエリアを広げる為に帆を掛けて風を利用し、ウェークと呼ばれる櫂(かい)で水をかき進む「帆掛サバニ」で、かつて海人たちは漁に出て行くようになりました。
歴史をさかのぼると、琉球王国時代に活躍していた糸満海人が使っていたのは「マルキンニ(丸木舟)」という一本の木をくり抜いて造るサバニでした。しかし造船制限規定により大木を使用するマルキンニの製造は禁止になりました。
その後、廃藩置県で沖縄県となったのちの1880年頃、糸満の上原亀が杉材の床板を使って舟を試作。マルキンニの舟大工だった金城徳がそれを改良し、はぎ舟(「ハギンニ」と呼ばれる)に仕上げました。これが現代に受け継がれ伝統工芸とも言われるサバニ、「糸満ハギ(本ハギ)」の元となるものです。

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このサバニのように転覆防止のアウトリガー付きのサバニはかなりレアです!

しかし糸満ウミンチュの行動範囲は広く西は八重山、与那国島、台湾東は黒潮に乗って本州まで平気で行っていたみたいです。(凄いですねー😳)

南米インカ文明の遺跡から縄文土器が出てきたのは糸満ウミンチュの関係?とか、ロマンですね❗️


でも最近ではサバニはイベントなどで見られるだけになりました😅

有名などころでは毎年糸満漁港で盛大に行われる「糸満ハーレー」‼️

今年は5月30日(金)の開催です。

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もしくは座間味島で毎年行われる「サバニ帆漕レース」ですね‼️

今年は

6月21日(土)

6月22日(日)の二日間です❗️

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イベント開催中に沖縄に行けないけど、実物の「サバニ」をどうしてもご覧になりたいあなた、実は一年中「サバニ」が見られる場所があるんです。

糸満市内のある高架のしたにいっぱい保管されています😁

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これは座間味島の「サバニ帆漕レース」の様子です😊

失われつつある沖縄の大事な歴史のひとつ「サバニ」

どうにか未来永劫残して頂きたいですね‼️

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