沖縄はなかなか梅雨入りしませんね、梅雨が明けたら沖縄旅行を予定していますか?今回は沖縄に古くからいる妖怪のお話です❗️

query_builder 2025/05/27
エクステリア玄関内装外壁琉球石灰岩
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時代が進み夜も明るく賑やかになった現代ですけど、沖縄では沖縄独自の妖怪の伝説が今もいっぱい残っています。

沖縄では妖怪のことをことをマジムンとよび、一番有名なのはキジムナーですけど実はそれだけではなく、数多くの妖怪が沖縄に存在しています。

その中でも有名な5つの妖怪をご紹介します。きっと好みの妖怪も見つかること間違いなし。

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まず最初は「アカガンダー」

赤い髪の毛をお河童かっぱにした、童子のような格好をした妖怪。赤い衣を着ている場合もあります。

古い家の広間などに現れて、まくらがえしをしたり、寝ている人を押さえつけたりします。

姿や習性が似ていることから、精霊のキジムナーの仲間、座敷童子と同じ種類の琉球の妖怪で、家の中での悪戯したり、家運に関係する事も少なくありません。

韓国の済州島さいしゅうとうのトチェビ等も似ています。

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次は国頭郡(くにがみぐん)に伝わる昔話に出てくる妖怪で『ピキンキル』ピキンクルーとも呼ばれています。

その名前の意味はそのまま「引きずり込む」であるといわれています。

人を水に引きずり込むという妖怪で川や深い淵に住み、人間を引きずり込んで水死させる……と伝わる妖怪です。

この『ピキンキル』は水死者を出さないための牽制として水難事故の多い場所に姿を現していました。

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次はもっと怖い妖怪『耳切り坊主(ミミチリボーシ)』

昔むかし、首里に黒金座主(くろかねざぬし)という坊さんがいました。
大男で色が黒かったので、黒金座主と呼ばれていました。
黒金座主はお坊さんの修行をするため唐の国にいき、人を惑わす妖術も習ってきました。
そしてお寺で、三世相といわれる占いの仕事も始めました。
そのため、女の人達が黒金座主の所に通ってくるようになりました。
ところが、黒金座主は唐の国で覚えた妖術をつかって、寺にくる女の人を次々とだまして、悪い事ばかりするようになりました。

この噂を聞いた王さまは、大村御殿に住んでいる弟の北谷王子(チャタンオウジ)を呼び、
「黒金座主を懲らしめてくれ」と命じました。

北谷王子は命令どうり黒金座主の耳を斬り落とし殺してしまいました。

黒金座主は「北谷王子よ、お前の子孫を絶やしてやる」
といって、死にました

その後北谷王子には二人の男の子が生まれましたが二人共亡くなってしまいました。

村人達は黒金座主の祟りだと噂しました。

この黒金座主が妖怪となったのが『耳切り坊主(ミミチリボーシ)』

と言われています。

ずいぶん長い話になってしまいました😅

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妖怪シリーズの最後は何と言っても『キジムナー』ですよね‼️

『キジムナー』は昔から沖縄で言い伝えられている、精霊(妖怪)です。
その多くがガジュマルの古木に住み、赤い髪で背丈は人間の子供程度だと言われています(諸説あり)。
いわゆる妖怪とはちょっと違い、キジムナーには性別があり、大人になると結婚をして家庭を持ちます。中には人間に嫁ぐものもいるというのだから驚き!
そもそも妖怪は年を取らないものだと思っていたので、子供とか大人の区別があること自体意外。しかし精神年齢はいつまで経っても子供レベルで、ちょっかいを出すのが好きないたずらっ子な一面もあります。
食事は魚介類が中心で中でも魚の左目が大好物、漁港で目玉がない魚がいたらキジムナーの仕業とも言われています。キジムナーを連れて漁に行くと必ず大漁になるありがたい存在でもあるんですよ。
人間と共存するスタイルを持つキジムナーは、一緒に漁に出たり、夕食時に薪を借りに来たりなど、フレンドリーなところがまた妖怪らしくない点と言えるでしょう。

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沖縄旅行、ホテルの夜のお子様とのお時間に沖縄妖怪のお話で盛り上がるのはいかがでしょうか⁉️

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